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伊豆のイベント
伊豆には1年を通して、地域ごとにたくさんのお祭りや花火大会などの
イベントが目白押し!
その中でいくつかのイベントをピックアップしてご紹介してみます。
雛のつるし飾りまつり(1月下旬〜3月)
江戸時代後期の発祥で稲取地方に伝わる雛のつるし飾りです。
地元では「稲取の宝物」ともいわれる飾りは、桃や柿、フクロウなど
さまざまです。
それぞれには意味があり、代々受け継がれてきた行事です。
会期中は稲取温泉旅館協同組合の3Fで、つるし飾りの主役でもある
ぬいぐるみの手縫い体験も開催しており、熟練のスタッフが常駐して
手縫いのコツなどを伝授してくれるのでお勧めです。
黒船祭(5月第3土曜を含む3日間)
昭和9年に、下田港開港80周年を記念して
下田市(当時は下田町)により始められた
お祭りです。
安政元年(1854年)、アメリカのペリー艦隊
が日本を開港させようと下田に来航し、
またタウンゼント・ハリスが初代アメリカ
総領事として就任して、下田の「玉泉寺」に
領事館を置いたことにちなんだものです。 |
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昭和9年に、下田港開港80周年を記念して下田市(当時は下田町)により
始められたお祭りです。
安政元年(1854年)、アメリカのペリー艦隊が日本を開港させようと
下田に来航し、またタウンゼント・ハリスが初代アメリカ総領事として
就任して、下田の「玉泉寺」に領事館を置いたことにちなんだものです。
現在は「日米和親条約 下田条約調印の再現」を始め、記念式典、
公式パレード、日米音楽隊演奏会、日米イカダ乗り競漕など
アメリカ大使館や米海軍、海上自衛隊ほか多数の参加を得た、
国際色豊かな祭典となっています。
沼津・こんぴら祭り(5月)
「駿河のこんぴらさん」と呼び親しまれている海上山長興寺では、
「泣く子は育つ」ということわざから、赤ちゃんの無病息災と健やかな
成長を願う「泣き相撲」を行っています。
生後5ヶ月から1歳半までの赤ちゃんが力士姿の世話役に抱かれて特設の
土俵に上がり、行事の「はっけよい」の掛け声で泣き相撲が始まります。
より威勢良く泣いた赤ちゃんに軍配が上がるというもの。
毎年160人以上の赤ちゃん力士が参加しています。
天城ほたる祭り(5月末〜7月上旬)
水の美しいところに生息するといわれているほたる。天城湯ヶ島温泉を
流れる本谷川と猫越川の合流地点の美しい水源にたくさんのほたるが
集まります。
出会い橋を中心に幽玄なほたるの乱舞が
見られるところです。
また「蛍炎」「太鼓や尺八の音色」「川の瀬音」
の3つの情緒を感じてもらおうと、期間中は
盛りだくさんのイベントも用意されています。 |
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伊東按針祭(8月)
伊東按針祭は1604年〜5年頃、オランダ商船隊の航海長ウィリアム・アダムス
(英国人・日本名は三浦按針)が徳川家康の命を受け、伊東松川の河口で
2隻(80t、120t)のわが国最初の洋式帆船を建造したことを記念した
お祭です。
伊東で建造したうちの一隻は、太平洋を横断した日本最初の船になりました。
期間中は伊東海岸一帯で行われる花火大会で13000発の花火が楽しめます。
川奈の万灯(10月)
伊東市川奈港の秋祭りでは、力自慢の漁師が力くらべをするのに
「万灯(まんとう)」を振るという珍しいお祭です。
万灯の形は、昔火消しが持ったまといを大きくして飾り付けしたものを
想像していただければいいかと思います。
毎年川奈3町内の若者が各々の町内の「万灯」を振り、力くらべを
奉納します。当日は、きれいに飾られた「万灯」の前後に町内の山車が
出て賑わいますが、三島神社の神輿も町内を練った後、お浜下りをして
海に入り海上安全と大漁を祈願します。
熱海海上花火大会
熱海海上花火大会は昭和27年から開催され、平成18年夏で55回目を
迎えます。
熱海の花火の大きな特徴は2つ。1つはフィナーレの「大空中ナイアガラ」。
もう1つは「打ち上げ会場」です。
毎開催フィナーレを飾る大空中ナイアガラは仕掛け花火ではなく、
会場全体から打ち上げるスターマインです。銀色の花火が夜空を
埋め尽くし、真昼のように明るく輝きます。
あまりの美しさに、瞬きを忘れるほど!
感動の瞬間です。
また、会場である熱海湾は花火業者さんも
絶賛する日本一の花火打ち上げ会場です。
3面を山に囲まれたすり鉢状の地形のため、
海で上げる花火の音が反響し、大きな
スタジアムの中にいるような音響効果です。
親水公園など海の近くで観賞すると、
大きな単発や大空中ナイアガラは体にまで
音の振動が伝わってくるほどです。
目だけではなく体全体で楽しめる
花火大会なんですね。 |
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熱海海上花火大会は春夏秋冬、季節を通じて開催されていますので、
ぜひ1度観覧してみてはいかがでしょうか。
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