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伊豆の観光
伊豆の観光と一口に言っても、伊豆半島のどこに行くのかによって、また季節
によって、いろいろな表情を見せてくれます。
まずは、熱海・湯河原から順を追って見ていってみましょう。
湯河原は、古く『万葉集』にも詠まれている古湯を持っています。
熱海は、古くは新婚旅行の定番の場所となり、良質の温泉を持ち、
海の景色がすばらしいです。
海岸線をドライブしていると、沖に初島を望み、宿泊施設も魅力的な
旅館・ホテルが多いです。また、熱海での海上花火大会は、四季を通して
開催され、熱海観光の一大イベントになっています。
そして、伊東から伊豆高原ですが、伊東も
古くから湯治場として栄えてきました。
また、近くにはみかんの産地として有名な
宇佐美などがあります。
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伊豆高原は、古くからある城ヶ崎海岸や大室山などの見所の他に、
近年では、自然を生かした開発が進み小規模なテーマパークや美術館、
ペンションなどの宿泊施設が充実しています。
そして、熱川・稲取は、海沿いに大型の宿泊施設が点在するにぎやかな
温泉街です。
それから少し下った河津では、有名な河津桜を観に大勢の人が集まります。
下田は、黒船が有名で、町のいたるところに、開国の歴史を伝える名所が
残されています。ドラマの「海猿」の海のシーンは下田が舞台となっています。
最南端には、石廊崎があり、ここの灯台にはぜひ寄っていただきたい
ところです。すばらしい海景色が堪能できます。
松崎は、なまこ壁で有名で、いろいろなドラマのロケでも使われています。
堂ヶ島は、らんの里や、加山雄三ミュージアムなども良いですが、ぜひ、
堂ヶ島洞窟めぐりコースへの乗船をお勧めします。そのときには、屋根の無い
後ろの座席をキープしてください。そこが、特等席です。(^^)
そこから北上して、宇久須・土肥・戸田・大瀬崎
までの海岸線の美しさは、素晴らしいです。
特にお天気の良い日なら、富士山も見えますし。
また、ここで見る夕日もとてもロマンティックで
お勧めです。
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戸田には名物のタカアシガニが獲れます。世界最大のカニです。
3メートルにもなる大物もいるそうです。
大瀬崎には、先端に神池という池があり、海岸から最も近いところでは10m
ほどの距離で、海水が入りこむのにもかかわらず淡水という不思議な池です。
おそらく、富士山の伏流水が地下を通って、湧出していると思われます。
そして、沼津では、駿河湾で獲れた魚が、一堂に集まる市場。その周辺には、
新鮮な魚介類を食べられる食事処がたくさんあるので、どこで食べるか
悩んでしまいます。
そして三島ですが、東海道五十三次の宿場町で、三島大社などの歴史的価値の
高い建物も残っています。
また、この町には富士山の雪解け水が湧出していて、水のおいしいところです。
うなぎも有名ですが、それは、この雪解けの水でうなぎを泳がして、
余分な匂いと脂を除くのだそうです。これをうなぎの化粧水と呼んでいます。
韮山は、伊豆長岡の隣(今は同じ伊豆の国市)
ですが、古くは、韮山県と呼ばれたり、開国の
頃には、反射炉で、大砲など作っていました。
伊豆長岡は、温泉饅頭が結構有名です。
町内に多くの温泉饅頭屋がありそれそれが、
こだわりの温泉饅頭を作っています。
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修善寺には、湯宿が多く建物自体が、登録文化財となっている宿もあります。
天城や河津七滝などは、「伊豆の踊り子」の舞台となるなど
風情を感じるところです。わさびも有名ですね。
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